基本的な流れは従来の塗装と同じ
アート塗装は、塗装面の仕上がりの際に、コテやハケ、ローラーなどを使っておシャレな雰囲気を演出するという塗装方法です。
基本的な施工の順序や流れについては、従来の方法と大きく変わることはありませんが、ここではアート塗装の大まかな流れをご紹介しましょう。
まずは下地処理
一般塗装では、塗料を使って塗る前に下地処理が必要となります。
それはアート塗装も同じです。まずは下地についているごみやほこりなどをしっかりと落とし、凹凸をなくしてフラットに整えたり、ヒビ割れなどには補修作業を行います。
この下地処理をどこまで丁寧に行うかによって、最終的な仕上がりが大きく変わりますし、作業後に起こる塗膜の膨張などのトラブルを予防することにもつながります。
下地処理を終えたら、下塗りをする前に下地をしっかり乾燥させて、含水率が10%になるように調整します。
乾燥しにくい梅雨の時期や冬場などは、この処理で時間がかかってしまうだけでなく、10%まで下がらない状態で施工をしてしまうことがあります。
梅雨の時期や冬に塗装をしても満足できる仕上がりになりにくいのは、そのためです。
塗料は3回塗り
アート塗装でも、塗装は下塗りと中塗り、そして最終的な仕上げ材を使った上塗りの3回塗りを行います。
下塗りは素地と塗料の接着剤的な役割をしていますし、中塗りでは仕上げ材をしっかりと塗布することによって、防水性や気密性を高めることができます。
最終的な上塗りの工程は、一般的な塗装とアート塗装とで大きく異なる部分です。
一般的な塗装では、全体にシッカリ塗料を塗っていきますが、アート塗装においてはむらなく塗るというだけではなく、上塗りの段階でコテやスプレー、ハケ、ローラーなどを使ったデザイン仕上げを行っていきます。
こうした仕上げ作業は、塗装面積によっては全体をフラットに塗り終えてからデザインやパターンを入れて仕上げていくこともできますが、多くの場合には、職人が塗りながら手作業で仕上げていくことになります。
特にコテやローラー、ハケを使った仕上げでは職人のスキルによって仕上がりが大きく変わります。そのため、塗装店選びは慎重にしたいものです。
平塚市を拠点に営業しているアイリーアートペイントでは、アート塗装についても幅広く対応しています。
実績と経験を多く持つベテラン職人が、お客様のニーズやリクエストにこたえて満足度が高い仕上がりをお約束いたします。
是非お気軽にご相談ください。