フッ素塗装のメリットは耐久性
六本木ヒルズなどよく知られている建築物の外壁塗装に使われることが多いフッ素塗装は、他の塗料と比較して圧倒的な耐久性があります。
一度塗れば15年~20年程度は長持ちすると言われていて、現在人気が高いシリコン塗料と比べても5年~10年ほど長くなります。
塗り直しの頻度が他の塗料よりも少なくて済むため、長期的にみるとメンテナンスにかかるコストという点ではお得になります。
また、耐候性や防汚性なども高く、メンテナンスをしなくても、雨が汚れを洗い流してくれる点、カビや藻が発生しにくいという点も、フッ素塗装のメリットと言えます。
紫外線や太陽の光を強く浴びる場所では、どうしても塗料が色あせしたり劣化が進みやすいものですが、フッ素塗装はそうした劣化が起こりにくいという特徴があります。
耐熱性があることもまた、フッ素塗装のメリットです。
外壁や屋根などは、常に太陽の熱を受けて熱くなってしまいますが、フッ素塗装をしている表面はそれほど熱くはなりにくいという特徴が期待できます。
フッ素塗装のデメリットとは?
フッ素塗装は、ハイスペックで優秀な反面、施工の際にかかるコストが割高というデメリットがあります。
そのため、一般住宅の塗装には一般的ではなく、引っ越ししないことが分かっている場合など、長期的なスパンで恩恵を受けられる場合を除いては、外壁塗装などに使われることは少なくなります。
フッ素塗装の単価を見ると、塗料の種類やメーカー、塗装店によって差はあるものの、1平方メートル当たりの単価は4,000円~4,500円程度が相場となります。
現在、一般住宅向けの塗料として人気のシリコン樹脂塗料は2,500円~3,200円程度が相場ですし、最もリーズナブルなアクリル樹脂塗料になれば、1平方メートル当たりの単価は1,500円程度にもなります。
そう考えると、施工にかかる塗料コストが2倍~3倍になるフッ素塗装の割高感は否めないでしょう。
さらに、フッ素塗装は職人のスキルによって仕上がりの品質が変わるというデメリットがあります。
そのため、フッ素塗装を依頼する場合には、経験と実績がある施工店を見つけることをおすすめします。
平塚市を拠点に営業しているアイリーアートペイントでは、お客様のリクエストに応じてフッ素塗装も取り扱っています。
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