屋上・ベランダの防水はDIYでしてもOK?
屋上やベランダの防水工事は、基本的には経験とスキル、知識のある施工店に依頼するのが得策です。
しかし、塗装面のトップコートのみがわずかにはがれている程度に限り、DIYで応急処置をする事ができます。
ここで気を付けたいのは、DIYでの防水工事はあくまでも一時的な対応策であるということです。
もしもトップコートの剥がれがあちこちに見られるようになったり、水たまりができるようになったり、コケやカビが生えるようになってきたら、それは塗膜が経年劣化しているというサインです。
トラブルを進行させないためにも、できるだけ早急に施工店に防水工事を依頼してください。
DIYの方法
DIYで屋上やベランダの防水工事をする際には、まず塗料としてはプライマーとウレタン塗料が必要になります。
これとローラーやコテ、ハケなどで塗っていくわけですが、その際にはシンナーのニオイがするため、ゴーグルやマスク、手袋なども準備しておきましょう。
DIYで防水工事を行う際には、まずブラシなどで塗膜表面についているゴミを取り除き、トップコートのはがれている部分を取り除きましょう。
この下準備の作業をしっかり手を抜かずに行うことで、プライマーがシッカリと素地に密着してくれます。
ブラシなどでゴミを取り除いた後には、ホースで洗浄し、しっかりと乾かしたうえで、いよいよプライバー塗料を使って補修していきます。
プライマー塗料は、塗料の使い方を正しく守り、ハケやローラーなどで塗布していきます。
トップコートがはがれている部分と同じサイズで塗るのではなく、少し大きめに塗ったほうが安心ですし、防水という点では高い効果が期待できるでしょう。
プライマー塗料を塗り終えたら、しっかりと乾燥させます。
しっかりと乾かした後、いよいよウレタン塗料で防水を施していきます。
ウレタン塗料には防水性があるので1回塗っただけでも防水という点では問題ありませんが、確実に防水するために、2度塗りをするのがおすすめです。
ウレタン塗料を塗る際には、できるだけ分厚く塗るのがポイントとなります。
刷毛やコテなどに塗料をとってから塗るというよりは、ペンキを塗装面にダラリとこぼしてから、コテなどで広げていく塗り方をすると良いでしょう。
1度目の塗装が終わったら、しっかりと乾かします。
その上で同じように2層目をウレタン塗料で塗っていきましょう。
2層目もしっかり乾いたら、トップコートを塗っていきます。
トップコートは厚塗りをする必要はないので、ローラーやハケを使ってしっかりとウレタン塗料を覆うように塗ってあげてください。
平塚市や周辺地域を拠点に営業しているアイリーアートペイントでは、屋上やベランダの防水工事も取り扱っています。
DIY後の補修などにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。