最近は、外壁材に金属サイディングを使用した住宅が増えつつあります。
ここでは、金属サイディングの特徴と、メリットやデメリットなどについて詳しく見ていきましょう。
金属サイディングの特徴
金属サイディンとは、成型した金属板と裏打ち材からなる外壁材です。
裏打ち材には断熱性の高い素材が使われているため、断熱性に優れるという特徴があるほか、軽くて高い防水性があることもメリットに数えられます。
また、デザインも豊富で、金属の質感をそのまま活かしたものから、タイルやレンガ、木目調や石積み風まで、多くの選択肢から選べるのもメリットです。
金属サイディングは、窯業系サイディングの重量と比べると3分の1程度と非常に軽量な外壁材です。
そのため、住宅は高い耐震性を持ちます。
また、先ほど見たように高い断熱性もあり、その性能は窯業サイディングと比べると5倍程度あるとされています。
金属なので防水性も高く、建物内に侵入した水分が冬場に凍結して凍害を及ぼす心配も少ないです。
寒冷地の住宅にも安心して使用できます。
金属サイディングのデメリット
金属サイディングのデメリットは、金属なのでやはり錆びに注意が必要なことです。
経年劣化や表面の傷などにより錆びが発生しやすくなります。
また、苔やカビの発生にも気をつけてください。
金属に苔やカビは生えないように思えますが、四六時中雨風に晒されているため、劣化によって生えることもあります。
苔やカビが生えるということは、外壁に水分が留まっているということですので、そのまま放置していると錆びが進行してしまうので注意が必要です。
窯業系サイディングと同様に、金属サイディングも継ぎ目にはコーキング材を使用します。
そのため、コーキングの汚れにも気をつけてください。
コーキングが劣化すると、そこから水分が建物内に侵入して建物にダメージを与えてしまいます。
また、外壁の表面に傷ができると錆びやすくなるため、傷を発見した時は早急に外壁塗装業者に連絡してください。
特徴をしっかり理解しておくこと
耐火性の面では窯業系サイディングが優れていますが、耐震性や防水性の面では非常に高い性能を持つ金属サイディングです。
錆びに注意など、従来使われてきた外壁材とは少々特徴が異なるため、金属サイディングを選ぶ際は専門業者からしっかり説明を受けて理解しておきましょう。
なお、平塚市で外壁塗装を検討の方はアイリーアートペイントをご利用ください。
金属サイディングに劣化症状が見られる際は、早急な対策が必要です。
まずはお気軽にお問い合わせください。